タトゥー禁止? 日本の銭湯・温泉マナー

温泉に行くとタトゥーや刺青の入った方はお断りといった表示を見かけることがあると思います。外国の方や若い日本の方にはオシャレとしてタトゥーを楽しむ方もいて、そういう方々が折角の温泉に浸かることが出来ないのは不思議に思う方もいると思います。一体なぜそんなマナーが生まれたのか調べてみたいと思います。

温泉の脱衣所でよく見る「タトゥー禁止」

刺青は日本では刑罰の一種として使われており、罪人の証であった歴史があり、1948年まではオシャレとしても刺青を入れることは非合法とされてきました。それでもなお、反社会的な組織の人々は刺青を入れており、刺青に対するイメージはネガティブでマイナスなイメージがつきました。一般の人が安心して温泉に入ることが出来るように、温泉や銭湯ではタトゥーや刺青の入った方は入浴を断ってきたという経緯があります。

しかし、外国人観光客の増加に伴い、タトゥーがあるからと言ってお客様を断ることはどうなのか、といった意見や、国や観光庁からも法的な根拠とは言えないと明言され、公営の銭湯ではタトゥーや刺青を根拠に入浴を断ることはできなくなっています。また、ファンデーションシールや水着やラッシュガードで隠せば入浴してもOKと言った入浴施設も増えてきました。

インバウンドにも力を入れていきたい温泉業界からすると、不利なルールではあります。いまだ良いイメージを持っていない人と、タトゥーを入れることが文化の国である人、様々な人が平等に温泉を楽しめるよう、温泉毎の取り組みがますます必要です。

 

 温泉には他にも様々なルールがある

タトゥーの入った人のほかに温泉の入浴を断られる例として、包帯やサポーターを付けた人や飲酒した人、吐き気のある人、また、生理中の人は入浴を断られる可能性が高いです。温泉を汚してしまうという行為はNGなので、少しでも心当たりがあれば入浴は控えましょう。

また、妊娠している女性は、昔、温泉法により入浴は禁忌とされていましたが、今では10分程度の入浴なら特に影響は無いとされています。ただし、お風呂場は濡れて滑りやすいため、転倒に注意する必要があります。さらに、赤ちゃんを異物として認識しないよう、妊婦の方は免疫力が低下しているため、衛生面に気を配った入浴施設を選んだ方が良いでしょう。万が一体調が悪くなっても大丈夫なように複数人で温泉に浸かるなどの配慮が必要です。

他にも温泉には、基本的にはリラックスする場所なので、大きな声で騒いだり、走り回ったりするのもNGです。また、温泉を汚さないために、タオルに関するマナーも多くあります。タオルには、タオルを駆使して自分の汚れを取り除く役目と、そのタオルの汚れを温泉に持ち込んではならないというマナーがあります。

 

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

知っておきたい! 温泉・銭湯のタオルに関するマナー