日本では玉川温泉だけ!? 温泉由来の天然記念物「北投石」とは

今回は温泉由来の天然記念物「北投石」についてお話しします。

産地は世界でたったの2ヶ所「北投石」とは?

北投石(ほくとうせき)は台湾台北市北投区の北投温泉で発見された鉱物です。正式名称は「含鉛重晶石」で重晶石の亜種と分類されています。北投石はとても珍しい鉱物で世界でも北投温泉と日本の秋田県玉川温泉からのみ産出します。

温泉由来の天然記念物「北投石」の特徴

発見したのは日本人の地質学者岡本要八郎で、1905年に台北州七星郡北投街の川で発見したとされています。その後、放射性を持つ北投温泉独特の鉱物であると確認されました。後に玉川温泉で産出された鉱物が同じものであると認定されます。

現在、採掘は禁止 摘発された事例も

1922年に天然記念物、1952年には特別天然記念物に指定されました。もちろん天然記念物なので採取は禁止されています。2004年には摘発された事例もあります。