温泉×スポーツと言えば真っ先に思い浮かぶ「卓球」ですが、温泉卓球の文化はいつからできたのでしょうか。今回は温泉旅館に卓球台がある理由を調べてみました。
温泉卓球の文化の由来には諸説ある? 3つの説を紹介
① 限られたスペースで卓球が最適だった説
温泉地は江戸時代からずっと日本で最もメジャーな旅行先でした。今より多くの人で溢れた温泉旅館が限られたスペースでリフレッシュできるスポーツとして「卓球」を導入したことが温泉卓球の始まりとする説です。この説では、明治から大正時代の間に箱根の温泉宿で初めて卓球台が置かれ、日本中に広まったと言われています。
② 日本人の卓球選手による卓球ブーム説
戦後の卓球選手 田舛彦介が世界的に活躍して、ブームになり温泉旅館に卓球台が置かれるようになったとする説です。五郎丸のラグビーブームや錦織圭のテニスブーム、羽生結弦のスケートブームのようなものが続いていると考えると頷けるのではないでしょうか。
③ コメディ映画「温泉卓球」による卓球ブーム説
1998年ごろに「寂れた温泉街を復興しようとするコメディ映画『卓球温泉』」が公開されてブームになったとする説です。興味のある方は是非ご鑑賞ください。
卓球台が置いてある温泉旅館をご紹介
有馬温泉 上大坊
歴史と趣のある落ち着いた造りの温泉旅館。摂氏98度の黄金泉が豊富に湧出する天満宮泉源に最も近く、有馬で最高クラス(温泉名人ゆのもり評価)のお湯が楽しめます。終日終夜無休の温泉と暖かいサービスで人気の温泉旅館です。
湯涌(ゆわく)温泉 かなや
湯涌温泉はアニメのロケ地にもなった金沢の温泉地として有名です。また、朝市や茅葺き農家など観光スポットが満載で、兼六園や21世紀美術館なども比較的近いです。
別府温泉 杉乃井ホテル
別府温泉で最も有名なリゾートホテル。圧巻の展望露天風呂やプール、お土産ショップ、ゲームコーナーなどが併設されており、館内完結型の温泉旅行が楽しめます。西日本ではTVCMも頻繁に流れているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
鬼怒川温泉 あさや
創業130年の鬼怒川で最も歴史ある老舗温泉旅館。自家源泉の空中庭園露天風呂や露天風呂付き客室(全ての客室に有り)など、最高峰のおもてなしが堪能できます。
勝浦温泉 ホテル浦島
大洞窟風呂や忘帰洞からは太平洋の絶景を眺めルことができる。まぐろを中心としたバイキングに地元食材を使用した会席料理が楽しめます。世界遺産熊野古道の散策の拠点として利用する方も多いです。